こんにちは、50代主婦のヒトハナです。
冬になり室温が下がって乾燥する時期になりましたね。
『肌断食』って知っていますか?
『肌断食』という言葉を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ヒトハナは7~8年前くらいに知り、それから50代の現在まで、ゆる~い肌断食を続けています。
さて、40代から始めた肌断食は一体どうだったんでしょうか・・・。
『肌断食』とは?
『肌断食』というのは、
- クレンジング
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
などの基礎化粧品を使った従来のスキンケアを一切やめることです。
さらに、成人女性の大半の人が毎日習慣にしている
- リキッドファンデ
- クリーム
も含めて全てやめることです。
(ただし、ポイントメイクやルースパウダーなどのおしろいタイプはOK)
理由は、もともと、自分たちの肌には、天然の自家保湿因子が備わっていて、
皮膚の細菌(常在菌)が肌を病原菌から守るバリアとして機能しているいて、
基礎化粧品をつけることが、かえって肌内部の保湿機能を高めるどころか壊してしまう
ということからです。
『肌断食』を始めたきっかけ
ヒトハナも『肌断食』を始める前は、帰宅後には
- クレンジング+洗顔料のW洗顔
- 化粧水+美容液をつけて肌に水分を与える
- その後、水分が乾燥しないように乳液で「フタ」をする
というような一般の成人女性が常識にしているお手入れをずっと続けてきました。
30代半ば頃からは、少しでも肌をキレイにしたくて、わりと高価なシリーズものの基礎化粧品を続けていました。
それなりに、見た目上の肌はキレイで、問題なさそうに見えました。
でも、40代の半ばに、ある本を図書館で見つけて読んでショックを受けました。
それが、
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 (青春出版社 宇津木龍一著)
です。
この本には、基礎化粧品をつけることが、かえって肌内部の保湿機能を高めるどころか壊してしまうということが、事例をいれながら書かれていました。
- 『つけない』
- 『こすらない』
- 『洗いすぎない』
肌本来のバリア機能や保湿機能などを活かすために、化粧水をはじめとする
スキンケア全般をストップさせることと書かれていたのです。
- 自分のやってきたことは何だったのか?
- これだけお金をかけてきたのに・・・
- 自分がやってきたことは間違ってたの?
とショックを受けました。
確かに、そういえば
- 美容メーカーで、肌の『キメ』の状態を定期的にチェックしてもらっていたけど、ずっと『キメ』が浅いままで改善しなかったこと
- 素顔に直におしろいをつけてみた時、まったく顔につかずにパラパラとおしろいの粉が落ちてしまったこと
と、思い当たることがありました。
もともと子供を連れて行った図書館で、この本を手に取ってしまったのは、お肌のお手入れは何が正解なのかわからなくなって迷っていたからだと思います。
40代になり、30代で感じてた頃より効果が感じられなくなってきて、
長年続けてきたお手入れが、費用をかけた結果としては、今の状態が満足いくものなのかなとか・・・。
この本を読んで、ストンと腑に落ちて、この本の方法に従って、ちょっと基礎化粧品を止めてみようと思い立ちました。
肌断食による激しい肌荒れの好転反応
最初は、ほんの軽い気持ちで取り組んだんです。
使っていたシリーズものの基礎化粧品をストップしてみるだけだし
少しお肌のかさつきがでるかもしれないけど、そんな、大したことないんじゃないかなぐらいな気持ちでした。
と・こ・ろ・が!!
すごい好転反応が起こりました。
赤みがでるし、お肌はかゆくなるし、皮膚の皮がむけてくるし、肌はごわごわになるし、とても酷い状態になりました。
その上、顔の目立つところに厚みのあるカサブタができてしまうといった、通常ではとても考えられないようなお肌の状態になりました。
予想外の副反応で、『肌断食』に挑戦したことに当初後悔をしました。
カサブタは数か月くらい続いてた記憶があります。
とてもそのまま人前に出れるような状態ではなく、マスクで顔を隠していました。
ちょうど11月の秋に肌断食を始めたので、マスクを春先くらいまでつけて隠してました。
(今は、コロナでマスクが必須ですが、その時期はマスクつけていると、風邪?花粉症?とか聞かれる状態で、「はい・・・」と言葉を濁すような状態でした。)
病院に行こうかなと迷うくらいの状態でしたが、
きっとステロイドのお薬を処方されるくらいの対処で元の木阿弥になってしまうので、
ワセリンを少量塗って、ひたすらその状態でガマンして肌断食を続けました。
そうすると、少しづつカサブタがはがれてきて、カサブタの下にキレイな肌が見えてきました。
辛抱強く続けてよかったとホッとしました。
ヒトハナのような極端な副反応がでるのはどのくらいなんでしょうね。
本には、
とくに長年、スキンケアを熱心にしてきた人は、最初の1~2か月は、肌の乾燥感に悩まされて、かなりつらいはずです。
引用:「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 (青春出版社 宇津木龍一著)
最初の1~2か月とあるので、一般的に通常の人はそのくらいである程度落ち着いてくるのではないでしょうか?
ヒトハナの場合は、良かれと思ってやっていた基礎化粧品を使った入念なお手入れが原因で、病原菌から守るバリアをする皮膚の細菌(常在菌)の数が減っていたからではないかと考えています。
50代主婦の肌断食を続けた結果
現在は、化粧水や乳液などの基礎化粧品は一切使っていません。
以前は、お風呂あがりに、化粧水+乳液をすぐにつけないと顔にツッパリがでて、顔がパリパリになっていましたが、それがなくなりました。
そして、指先で肌を触ると表面が柔らかくふっくらした感じです。
フェイスパウダーの粉を素肌に直につけると、粉が見事にパラパラ落ちて全く皮膚につかなかったのですが、ちゃんとしっかり皮膚の上につくようになりました。これは、肌の『キメ』がでてきた証拠だと実感してます。
朝夕のスキンケアは、
- 夜は、石鹸洗顔と少量のワセリンつけるだけ
- 朝は水洗顔の後にフェイスパウダーをはたいてポイントメイク
と極めてコンパクトになりました。
ワセリンは白色ワセリンを使います。
石鹸洗顔では、純石鹸を使います。
薄いシミがあるので、勤務先に行くときは、フェイスパウダーを付けた後にポイントメイクをしています。(通販生活の美容商品スロワージュシリーズの絹のUVカットシルクパウダー黄金まゆの絹粉)
ゆる~い肌断食と言っているのは、厳密な肌断食ができているわけではないからです。
フェイスパウダーをつける直前に、日焼け止め効果の期待をして下地クリームを塗ったり、もう少し見栄えをよくしたいと欲がでて、コントロールカラーを買って塗ったりしてたからです(そのコントロールカラーは、ちょこっと使ったけど引き出しに入れたままです)。下地クリームは、それもやめた方がいいかなと思って、最近は使ってません。
それでも、まあまあ、歳より若く見えるねえ(お世辞かもです・・・)と言われることが多いので、年相応か、何歳かは若く見えているといった具合なら、及第点なのではないでしょうか。
でも、何より顔が軽くて気持ちいいです。
興味のある方は、一度、本を読んでみてはいかがでしょうか。
きっと、背中を押されて試してみたくなると思います。
・冬にお肌のツッパリがなくなった
・朝夕のスキンケアも短くて楽
・基礎化粧品の費用がかからなくなった
・フェイスパウダーが下地なしでも肌につけられる
・40代からの肌断食でも肌は再生する
・何より顔が軽くて気持ちいい
もっと早い20代の頃にこの本に出会いたかったです。そしたら遠回りしなかったはずです。
でも、何歳からでも始められます。本にも書かれていました。
何歳からでも肌は美しく再生します
引用:「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 (青春出版社 宇津木龍一著)
今は、マスク生活が当たり前で、テレワークだという方も多いと思います。
これは、人前にでるのが何よりつらい好転反応の時期を乗り越えるにはもってこいでもあります。
肌断食でお肌をよみがえらせ、一緒に更年期を乗り越え、もうひとはな咲かせましょう!